2020-05-02 ミネルヴァの梟 知の神はミネルヴァである。その左手に留まっているのは梟である。 ミネルヴァの梟と呼ばれる。 この梟、黄昏どきに飛び立つ。まぁ、梟だから夜行性だからというわけではない。 朝、飛び立たず、日中起きる事を見るわけでは無く、夕暮れことが終わってから、飛び立ち、事態の後を見る事を言っているのだと。 科学者の概論として、このことが必要であり、このこととは未来を予測するのでは無く、結果を見るのだという。 知識者は未来を予測しない。現実を見る。